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■ あとがき

 
去年、くまっこの物語を書いて、バックパックアート+話の組み合わせが気に入ったのですが、ただ、1話でやると、どのバックパックアートも、くまっこになってしまうので、1話1バックパックアートで、単純に話を増やしたのが今回の『八徳物語』でした。
ちょうどウルティマ オンラインも8周年でしたし、8話なら数もちょうどいいし・・・徳の概念や神殿など、個人的にかなり好きでしたので、『八徳』をテーマにした、八つのクリスマスの物語、というコンセプトにしました。
思いついたのが5月で、それからクリスマスに向けて書き始めたものの、8話も書くのは想像以上につらかったです。あとから気づけば、こんなにまとめて話を書いたのは、今回がはじめてでした。無事に書き終えて、開催できて、よかったなぁと思います。

タイトルアートの「眠りくまっこ」は、大和でFLOTさんにプロトタイプを見せてもらったときに一目惚れ♪
最初は、『来年の話で・・・』と考えてましたけど、やっぱり今年のmerry yasagureに!そうだ!タイトルアートに!!ということで、おねだりして作っていただきました。しかも「メリヤサ」風味に♪
ありがとございます^−^



■誠実/Honesty 2005.5-6

merry yasagureの伝統?
去年の続きの、くまっこ+さるっこの話です。
書いていて、なんか恥ずかしくて死にそうで、「これだけかわいいんだから・・・このぐらい、かわいく書かないと!」と、何度バックパックアートを眺めたことか。
バックパックアートなしでは書けなかった話です。ホント。

そしてFLOTさんの感想をいただいたら、
『去年に引き続くネタだねー。
ここで初めて、熊っこが女の子と知って愕然としてみたりw
微笑ましい話でした。』

(; д)⌒゚ ゚
そんなFLOTさんに愕然です。
でも、去年の話を書くときは、どっちが女の子とか、考えていなかったけど。お互い様なのかもかも。


バックパックアートのポイントは、なんといっても、くまっこの頭の花飾り!芸の細かさにしびれます。



■武勇/Valor 2005.6

「誠実」の話を書いてて、思いついた話です。
トリさんと、おねーさんのからみあいがおもしろくて、実は過去にも・・・というところから発展させてみました。

<誠実>とりっこ = <武勇>主人公
<誠実>おねーさん = <武勇>料理好きの女

・・・という設定になってます。
おねーさんは、去年の初登場のセリフが「こらぁぁぁぁぁまたきたかぁぁぁぁぁぁ!」、さらに「フン。たあいのない。今夜はくまなべにするかのー。くまの右手は珍味だというし、ばんしゃくが楽しみじゃわい。ふぇふぇふぇ」とか言ってたのが、昔はずいぶんかわいかったのです。というか、年取りすぎかも。でも、月日の流れというのは、おそろしーものなのですよ!
あと時代設定が、UOR前になってますが、実は私がはじめたのはUOR後です。実際は違ったのかもしれないけど、あの時代の空気が書けていたらいいなぁと思います。

『PKをガッカリさせる会』というのは、昔の有名サイトさまであり、現存しないので、勝手に使わせていただいて、申し訳ないです。


バックパックアートは、クリスマス★ケーキボマーなかんじが素敵。髪はいろいろと試していただいて、最後はこだわった甲斐のある仕上がりで、かわいいです。






■名誉/Honor 2005.6-7

お世話になった、引退されたお花屋さんのあの方を、勝手にモデルにして書きました。ごめんなさい。

ネズミのチュウ太くんとお花屋さん・・・から連想していって、つらつらと流れるままに書いた話です。流れすぎて、クリスマスがテーマのはずなのに、さらっとクリスマスが終わって新年もこえてしまったり・・・「名誉」がタイトルですが、一言も「名誉」がでてこなかったり・・・。
目指したり、与えられる名誉ではなく、自分のつくる名誉・・・という話を目指したつもりだったりします。が、流れすぎてどこかに流れたような。

八話のなかで、一番気に入っている話です。


バックパックアートは、「チュウ太くんで」しかお願いしなかったのですが、新アイテムのチェストを、さりげなくとりいれて、見事に話のシーンを再現!さすがです。



■献身/Sacrifice 2005.7

まず、徳の修得システムをからめた話で・・・献身のイメージでカウンセラーさんがでてくる話で・・・と考えていて、以前に『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』を見たときに日記に『GHOST IN THE UO』みたいなのを、ちょっぴり書いたことがあり、そこから発展させた話です。

ただ、大きな誤算がありまして、個人的に慈悲と献身の修得を一緒にやっていたんです・・・話を考えてるとき、ずっと慈悲の修得の、街にいるNPCのエスコートで考えてました。エスコートしようとしたらNPCがいきなり話して・・・という話だったんですね、最初は。間違いに気づいて修整したおかげで、悪魔の中からコンニチワな話になってしまいました。
ついでにファンタジーというか騎士道というか、かっこつけ系の話にしよーと思って主人公のキャラを考えたのはいいけど、無口でクールっていうキャラだと、本当に話が進まないんです。書いてて、つらかった。
その反動が霊性の話の、もう本当ダメダメなオヤジーズの話にいったんだと思うのですが、それはさておき。
裏設定?としては、正義の主人公と謙譲の幽霊は・・・らしいです。あとからつけたのですが(をい


この話のバックパックアートは、どこを作ればいいのやら・・・から始まる状態で、FLOTさんが大変でした。
あんまりなにも考えすぎずに話を書くのもアレだなぁと反省しつつ、「女の人とかは?」と言ったら、「いや、女の人は他のバックパックアートでつくったから」と返事されて、職人魂に感動しました。それで冒頭の悪魔ということになりました。
やっぱりなにも考えずに話書いても大丈夫!と思えるカッコイイ悪魔です^−^



■霊性/Spirituality 2005.7

初心者のとき、はじめて見つけた神殿が霊性の神殿でした。綺麗な花火に見とれた思い出からできた話です。

献身の話を書き終えたあとに、5時間ぐらいで勢いよく書けてしまい、書き終えたあとで、サーペンツ・ホールドとか確認して、微調整をしたり・・・6周年の花火ワンドと、ヤングチケットでもらえる花火ワンドは別物だとはじめて知りました。ヤングチケットのは、モンデイン記念の花火ワンドとは一緒なんですよね。深い。


バックパックアートは、新境地開拓!?な神殿です。
発想と表現力がすごいです。



■慈悲/Compassion 2005.8-9

神殿を使った話を書きたいな〜・・・できたら、ウルティマっぽい仕様もふくめて・・・と調べていて思いついた話です。

霊性の話で、奥さんのララを悪く書いたのですが、なんだかかわいそうになって、主人公で登場させてみました。でも、ララを主人公にする前に、おまじない(女性)xお手伝い(男性)という設定や、女子高校生のような恋愛中女性x2がキャーキャーとやる設定も考えたのですが、どうもうまく書けなかったのが、ララにしたら、さらさら書けたので、そのまま書いてしまったというのもあったり。ララの名前はわかりやすい女の子らしい名前ということでつけて、相方のハヅキという名前は8月に書いていたので、ハヅキにしました。

話にでてくるおまじないは、私が勝手に作りました。
さらに、試してみましたが、話と同じ2往復半目で失敗しているので、成功できるのか試していません。
簡単にルールをまとめてみました。


1.ペットに騎乗はしてはいけません。
2.バッカニアーズ・デン銀行北の、大陸へ繋がる門の前がスタート地点です。
3.夜になり暗くなったらスタートです。
4.門を抜けると街道に出ます。北西にある砂漠の慈悲の神殿を目指して走ります。
5.NPKやモンスターがでますが、殺しても逃げてもどちらでもかまいません。
6.慈悲の神殿についたら、グエノのハープを弾いてください。
7.弾き終えたら、また門まで走り、バッカニアーズ・デンへ戻ります。
8.1〜7をあわせて3往復します。
夜間のうちにできたら成功です。
夜が明けてしまったら失敗です。


興味のある方はぜひ、試されてください。
でも、おまじないの効果は不明です。話の冒頭にでてくるリエさんの話はフィクションですので悪しからず。

バックパックアートは、ハーブを奏でている手を、FLOTさんがいろいろこだわって作ってました。
弦をはじいている感じがすごいです。



■正義/Justice 2005.9-10

『八徳物語』のコンセプトで書き始めたとき、『武勇』か『正義』は、派閥のクリスマス防衛の話にしたいなぁ・・・と、ぼんやり考えていました。
でも、最初に考えていた話は、かなり違っていました。
少し書いてみます。

−−−−−−−−−−
重装備をした若者が銀行に駆け込む。「保険お願いします!」とカウンターにだされたのは、派手な色をした武器・・・AFとかいう、オレには無縁のモノだ。
近頃じゃ、祝福もくだらないものになりさがった。
「準備できたか?」
先ほどの若者に、他の冒険者が声をかける。
「おうよ」若者はきらめいた目をして、保険のかけられた武器を持って駆けてゆく。

・・・武器への祝福を求めて戦った、遠い日。
戦うことを忘れた、年寄りのくだらない感傷なのか。
−−−−−−−−−−

・・・というかんじで、もうBGMはB’zの「いつかのメリークリスマス」でお願いします!というぐらいの回顧系の話の予定でした。
それが変わったのは、たまたま駅のホームでポスターを見て、見に行った映画、『キングダム・オブ・ヘブン』の影響です。
冒頭の「Blacksmithy」というだけで、心つかまれ、ヒロインにはなえましたが、もう合戦シーンには釘付け!
戦いの前の静かな興奮や祈りの気持ち、戦闘の緊張と一心不乱な興奮、戦いのあとの屍とむなしさと・・・同じものが、あのころ、倭国派閥にあった!!
やっぱり、戦闘は派手に描かないと!・・・というわけで、正義の話になりました。
昔、参戦していた倭国派閥を思い出しながら書いたので、いろんな方を勝手にモデルにしたり、実際にあったこともまじえてみたり・・・倭国派閥の関係者の方、ごめんなさい。でも書けて幸せでした。さらにキャラの名前も実は〜

サキ・・・実際に「Merry Kill」されていた方の名前から。お世話になりました。

Merryちゃん・・・「Merry Kill」されていた方の赤ドラゴンの名前から。そのまんまだし^−^;

オハギ・・・話を書いていたのが10月で、秋の花、萩から。

グレリオ・・・適当

SoF・・・実在したギルド名をちょぴっと変えて。

・・・というかんじでした^^:

あと派閥で実際にゲームとしての部分をどうやって物語変換するか、一番厳しかったのはIRCでした。
IRCをそのまま使うと・・・脳内電波通信ぐらいしか思いつかないし、思い切って、はずしました。
なので、コミュニケーションクリスタルで通信したり、偵察は叫びながら走り、指揮官は怒鳴るのです。
どうかなぁと思いつつ・・・。


そしてどういうバックパックアートにするか、FLOTさんが激しく悩んでつくったのが、冒頭のドラゴンでした。
話のイメージにもあいますし、かっこよすぎです!
もう、コイツだけで防衛成功できそうです。



■謙譲/Humility 2005.10

最後の最後まで、どんな話にするか悩みました。
最初に考えていたのは、謙譲の背徳である傲慢をテーマに、傲慢から招いた罪に苦しみながら神殿に参拝する女性の話。罪はどうすればよいのかとか、クリスマスさえ罪を犯したあの日を思い出させて苦しむだけのものでしかないから・・・とか、鬱満開な話。
なんでやめたのかといえば、暗すぎるから。
クリスマスだし年末だし、あんまり暗いのはやめよう・・・と思って書いたのですが、それでもFLOTさんが、お客さんに「暗い話が多いですね」といわれたと聞いてショック。
一応、がんばってます。

それで、イルカの話はどっからきたのかといえば、



実話です。

日記をやめてたころにあったことなので、日記に書いてないし、でもいつかどこかで・・・と思っていた話なので、話にできてよかったです。


バックパックアートは、コットンのふわふわイルカちゃん。
子供のころ、お風呂に一緒に入れるというヌイルグミのシャチを持っていて、お風呂にいれたら、シワシワになって乾かないうえ、ボロボロになったことを思い出しました。
それはさておき。海のグラデーションとか小技が光る、ヌイグルミっぽいふわふわイルカちゃんがラブリーです。



8話あるので、あとがきまで長いです。こんなところまで読んでくださってありがとうございました。